自律型人材育成|株式会社マネジメントバイフィロソフィア

お客様の声:ダイハツ工業株式会社 (自律型人材育成プログラム)

■Executive Summary – プロジェクト全体像

課題:将来の販売会社経営者となるに資する人物に成長していただくための「きっかけの場」を設ける必要があった。そのためには単発の研修ではなく、知識の習得に加え、刺激や交流を通じて視座を高め合う伴走型の学びの場が求められていた

打ち手:次世代経営人材候補を対象に、人材アセスメントとマネジメント研修を組み合わせた伴走型の育成プログラムを実施。さらにプログラムの修了者同士が期を超えて継続的に学び合う「同門会プロジェクト」を設計し、「対話と交流」を通じた学習コミュニティを形成

可視化:参加者それぞれの強み・課題・リーダーとしてのあり方を整理するとともに、将来の販売会社経営を担う立場としての視座や志、具体的に幹部として採るべき戦略や行動を言語化

効果:次世代幹部候補としての自己認識の深化、参加者同士のより一層の信頼関係の構築、組織や社会課題について主体的に語り合う対話の活性化

未来(組織能力):将来の販売会社の経営幹部が継続的に学び合い、刺激し合うネットワークが形成されることで、全国のダイハツグループ販売会社における次世代経営人材を育て続ける育成基盤が醸成されつつある

 

このような「次世代幹部候補者育成プログラム」の導入をご検討の方へ
中堅規模企業(500〜3000名)の経営者・CHRO向けに個別相談を受け付けています。 

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一人ひとりの成長の先にある、「真の笑顔」の創出を目指して

ダイハツ工業株式会社 営業CS本部

 

原点への回帰、人材育成の強化

同社では2023年より、販売会社の将来の経営を担う次世代幹部向けに「次世代幹部候補者研修」と、2025年より、継続的なフォローアップ施策としての「同門会」を実施されています。今回は、営業CS本部 流通企画部長 鈴木智博様に、人材育成の具体的な内容、そして組織として達成したい理想のあるべき姿について、お話を伺いました。

 

■企業名:ダイハツ工業株式会社

■事業内容:自動車の製造および販売

■従業員数:約46,000名(連結)

 

■対談者(肩書は対談当時のものです)

ダイハツ工業株式会社

営業CS本部 流通企画部長:鈴木 智博 様(写真右)

当社(株式会社マネジメントバイフィロソフィア)

代表取締役社長:森 淳(写真左)

 

 

■当社プログラム名

自律型人材育成プログラム(DIP:Develop Individual Program)

▼サービス詳細▼

https://mbp-mj.jp/consulting-services/

■同社におけるテーマ名

次世代幹部候補者研修および同門会

 

■当社に発注した経緯、あるいは事前に置かれていた状況や課題は何でしたか?:

2023年度より、販売会社向けの次世代幹部候補者研修を立ち上げました。ゼロから設計する必要があったため、立ち上げ当初から森さんにサポートをお願いし、現在も講師を務めていただいております。

 

研修は、実施して終わりでは意味がありません。

 

なお本研修は、

「将来の販売会社の経営者となるに資する人物に成長していただくためのきっかけの場」

というコンセプトでスタートしました。ですので、形だけ整えて終わるのではなく、本当に意味のある場にしたいと思っていました。

 

私自身は、仕事の本質は「成長」にあるのではないかと思います。昨日より今日、今日より明日と、自分が少しでも前に進んでいる実感がある。それが自身の生きがいにもつながっていると感じています。

 

将来、販売会社の経営を担う可能性のある幹部候補の皆さんにも、そうした「成長」の実感を持っていただける場をつくりたい。それが本施策の背景にあります。

 

2023年4月の当社の「認証不正問題」は、私たちにとって非常に大きな出来事でした。私自身も、相当に悩みましたし、自問自答を繰り返しました。

 

ただ、その中で強く感じたのは、「立ち直らなければならない」という思いでした。そのときに改めて感じたのが、お客様や販売会社の皆さんへの感謝です。「がんばってね」と声をかけていただいたとき、ありがたい気持ちと同時に、申し訳なさもありました。

 

そのためにも、メーカーとディーラーが一体となって再起しなければならない。その実現には、一人ひとりが成長することが必要です。そして、お互いの成長をお互いに喜び合える組織でなければならない。あの出来事は、「人材育成とは何か」を改めて問い直す「原点回帰の機会」だったと感じています。

 

■次世代幹部候補者研修の位置づけと、同門会を始めた理由、その意義について教えてください:

次世代幹部候補者研修は、「将来の販売会社の経営者となるに資する人物に成長していただくためのきっかけの場」です。

 

また、2025年度から同研修の修了生向けに、「同門会」を立ち上げました。これは、「同じ学びを経た方々が受講年度を超えて再会し、お互いの現場実践における成長の軌跡を報告し合い、成長を喜び合い、そこでの新たな学びや気づきを自社の現場に持ち帰っていただくための場」です。

 

本気で成長を目指す人たちが再び集まり、自分だけでなく他者の成長も喜び合う。そういう幹部が増えることが、人材育成の要諦であり、組織の未来を支える力になると信じています。

 

特に、2025年から取り組みを始めた同門会ですが、2026年度からはより一層、以下のコンセプトを強化していきます。

 

・「本当の成長」を期する人が、お互いの再会を喜び合い、成長の軌跡を共有する場

・自他の成長を喜び合える幹部たちが自発的に集う場

 

今は森さんにサポートいただいていますが、同門会については、いずれは自社で自走できる状態にまで高めていきたい。それも本当の意味での「人と組織の成長」だと思っています。

 

■参加された方々からは以下のような声をいただいております:

次世代幹部候補者研修】

「自分自身を再認識し、真摯に向き合うことができた有意義な期間だった」

「幹部としての責任感や組織全体の影響力について深く考える機会となった」

「指示を出すだけではなく、メンバーがやりがいを持てる環境を整え、組織の目標達成に向けて一丸となって取り組むことが重要であると再認識した」

  

【同門会】

「人としての器を広げる場。ここで得た学びを仕事にしっかり活かせると実感している」

「販社間の情報共有やコミュニケーションの場として有意義で、多くのお土産を持ち帰れる刺激的な機会」

「同じ立場の仲間の取り組みの共有から驚きや気づきが生まれ、振り返りを通じて自分を見つめ直せる。自分の立ち位置や自社の実力も客観視できる」

 

こうした声を聞くたびに、取り組みを継続することの意義を感じています。

 

■鈴木部長が目指す組織のあるべき姿、今後の展望について教えてください:

少し個人的な話になりますが、十数年ぶりにあるテーマパークを訪れました。そこでは、お客様も働く方々も、皆が自然な表情で過ごしていました。その空間には、安心感と前向きな空気が満ちていました。私はそのとき、「自分が目指したいのは、こういう空間だ」と感じました。

 

お客様も、そこで働くすべての人も、ともに笑顔でいられる空間。それが理想です。

 

昨年、販売店の現場で新型ムーブの販売に立ち会ったとき、スタッフが本当に良い表情をしていました。その姿を見て、心から嬉しく思いました。

 

自社で働くすべての従業員が笑顔であること。その笑顔があるからこそ、お客様も笑顔になる。

 

私の中で、一人ひとりの成長と、人々の幸せな表情が一本の線でつながった瞬間でした。

ただ、私自身の反省もあります。私は以前より、常々「現場に行こう」と発信してきました。しかし、その目的を十分に伝えきれていなかった。本当の意味で現場に行くというのは、指示を出すことではなく、現場で起きているスタッフやお客様の「心の動きや表情」を受け取り、学び、気づきを得ること。すなわち「受信」することなのです。

 

これからも、「誰もが成長を実感できる会社」を目指し、経験学習のサイクルを回し続けていきたい。そしてその先に、「真の笑顔」があると信じています。

 

 

■当社より、組織変革や管理職育成のご相談はこちら:

本事例のような取り組みを、貴社の状況に合わせてご提案しています。

まずはオンラインで30分程度、現状の課題をお伺いするところから始めています。

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■当社代表森淳より、インタビューを終えて:

鈴木部長へのインタビューにあたっては、「成長とは何か」「感謝とは何か」「人々の笑顔を創出すること」といったテーマにつき、深い対話となりました。

 

わたし自身も、人材育成や組織変革コンサルティングの仕事を生業とするにあたり、「人が成長するとは、どういうことか」というのは常に向き合い続けているテーマです。

 

誰でも最初は、新しいことや未知の事象には不安や恐怖をおぼえます。

 

しかし、最初は不安や戸惑いを抱えていた方が、対話と実践を重ねる中で、表情が変わっていく。その瞬間に立ち会えることが、わたしにとって何よりの喜びです。

 

鈴木部長へのインタビューは2人の「職業人」としての喜びが共鳴し合い、わたし自身も「笑顔」になれた時間でした。笑顔があるからこそ、つらいときやしんどいときも乗り越えられるのだと思います。

 

【当社より、企業の人事責任者の方へ】以下のような課題をお持ちではありませんか?

・管理職が育たない

・評価が属人的になっている

・次世代幹部候補が見えてこない

・組織文化を変えたいが方法がわからない

・理念があるが現場に浸透していない

・多様性がうまく機能していない

 

今回ご紹介した事例のように、人材アセスメントや管理職育成プログラム、ワークショップやコーチングを通じて、組織変革を進めている企業が増えています。

 

■他社事例のご紹介:

川崎重工業株式会社 水素戦略本部:組織変革ワークショップの事例(クリックすると新しいリンク先が開きます)

SMK株式会社:エグゼクティブコーチングの事例(クリックすると新しいリンク先が開きます)

SMK株式会社:管理職向けアセスメントセンター導入の事例(クリックすると新しいリンク先が開きます)

 

 

■組織変革や管理職育成のご相談はこちら:

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■まずは書籍から知りたい方へ:

本事例の背景にある考え方は、拙著『自律型人材育成マネジメント』で詳しく解説しています。 

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※本記事の著作権は株式会社マネジメントバイフィロソフィアにあります

※本記事はダイハツ工業株式会社様の許諾を得て掲載しております

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