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【MBP】世界のMJ通信
【自律型で、生きていく】
<2026.5.20号 Vol.064>
※毎週水曜日11時に発行
【上司の器が組織を壊す】
わたしがプレイングマネージャー時代、
いちばんしんどかったこと
株式会社マネジメントバイフィロソフィア
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■<1>MJの近況
■<2>【上司の器が組織を壊す】
わたしがプレイングマネージャー時代、
いちばんしんどかったこと
■<3>編集後記&お知らせ
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■<1>MJの近況
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ここ最近、
「人の器」
「人としての器」
「組織の器」
というキーワードがかなり我々の業界
(組織人事領域)の中でも注目される
キーワードになってきたように思います。
これというのも、「成人発達理論」が
徐々に浸透してきたことにより、
「人の器」が科学的に検証され始め、
企業経営や人事戦略の場で語られる
土壌ができてきたということと
考えます。
わたしは2018年頃から
アセスメントセンターの結果と
成人発達理論の架橋、
すなわちマネジメント力と人間力と
「人の器」を統合的に語ることが
できる場をつくることを
目指しておりました。
当時はほぼ誰にも耳を貸してもらえず
苦悩と孤独の中にいたように思いますが、
こうして先人たちの取組みにより
そうした場が社会の中に構築されつつ
あることを感謝します。
さて、今回のコラムでは
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【上司の器が組織を壊す】
わたしがプレイングマネージャー時代、
いちばんしんどかったこと
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と題し、
「器」という概念と
マネジメント力、あるいは
マネジメントという営みそのものについて
紐解いてみたいと思います。
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■<2>【上司の器が組織を壊す】
わたしがプレイングマネージャー時代、
いちばんしんどかったこと
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結論から言えば、
当時のわたしが
プレイングマネージャーとして
いちばんしんどかったのは
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「仕事量」そのものではありません
「理不尽さ」です
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もちろん、
・数字責任
・新規事業立ち上げ
・部下育成
・顧客対応
を同時に担うことは
簡単なことではありません。
しかし、それ以上に
しんどかったものがあります。
それが「理不尽さ」です。
たとえば:
・昨日決まったことが翌日ひっくり返る
・さらに上の役員の顔色ですべてが決まる
・現場の実態より「誰が言ったか」が優先される
・途中で梯子(はしご)を外される
・手柄は上司のもの
・失敗は部下の責任
・感情的に怒鳴る
といったことは、
残念ながらどこの組織でも
一定数発生します。
もちろん、そうした振る舞いを
全否定したいわけではありません。
階層別組織である以上、
上司の上司もまた、
・上からのプレッシャー
・数字責任
・恐怖
・孤独
を抱えるものと思います。
しかし、当時のわたしは
正直、かなり苦しかったです。
なぜなら
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「何が正解なのか」が
分からなくなるからです
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決めたことが守られない組織では
人は安心して動けません。
そうすると、
組織の中に少しずつ
・忖度
・責任回避
・保身
・顔色をうかがう文化
が蔓延していきます。
会議中には何も言わないのに
会議後に「本当はあれ嫌なんだよね」
という「裏会議」が始まるのが常態化。
ミスや問題も
早期に共有されなくなる。
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本当に組織を壊すのは
能力不足ではありません
「恐怖」です
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人は、
安心して失敗できなくなると
考えることをやめます。
すると
自律性も創造性も
少しずつ失われていきます。
これは、わたしが現場で
肌身で痛感したことです。
一方で、
こうした経験を通じて
わたし自身も学びました。
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人は「器」以上の役割を背負うと
余裕を失います
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余裕を失うと
人は短期目線になり、
感情的になり、
他者をコントロールしたくなる。
つまり、
「器」とは単なる精神論ではなく
・感情を制御する力
・矛盾を抱える力
・他者を受け止める力
・不安や恐怖に呑まれない力
なのだと思います。
わたし自身、当時は
「なんでこんな理不尽なんだ」と
思うことも沢山あり、
睡眠障害になったことも
ありました。
しかし、今振り返れば
その経験があったからこそ、
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「自分はそうならないようにしよう」
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と思えたのも事実です。
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■<3>編集後記&お知らせ
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以前のコラムでも書いた通り、
・常にご機嫌であること
・知行合一
・自然体
ということを、
わたしは今でも大事にしています。
結局のところ、組織というのは
制度や戦略だけで
動いているわけではありません。
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トップや上司の「器」が
そのまま組織の空気になる
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だからこそ、
マネージャーや経営者は
「どう管理するか」以上に
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「どんな人間であろうとするか」
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が問われ続けるのでは
ないでしょうか。
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