自律型人材育成|株式会社マネジメントバイフィロソフィア

創業100年電子部品メーカーの組織変革~プロジェクト「山頂」フェーズ5 体感ワークショップを開始~

本記事では、創業100年を超える電子部品メーカーSMK株式会社における組織変革プロジェクト「プロジェクト山頂」の取り組みをご紹介します。

※左からマネジメントバイフィロソフィア森、SMK竹内氏、谷川氏、山本氏

 

SMK株式会社は、グローバルに展開する総合電子部品メーカーとして、車載・情報通信・家電・産業機器など幅広い分野の電子機器に不可欠なキーデバイスを提供しています。

 

SMK株式会社では現在、組織の未来を見据えた変革プロジェクト「プロジェクト山頂」を推進しています。この取り組みは、単なる研修や制度改革ではなく、経営者を筆頭に、社員一人ひとりの意識と行動を変えていくことを目指した組織変革プロジェクトです。

 

その第5フェーズとして、社員が自分自身と向き合い、組織とのつながりを体感する「体感ワークショップ」が、全拠点で順次実施されています。

 

■企業名:SMK株式会社

■主たる事業内容:コネクタ・スイッチなどの機構部品、リモコン・無線通信モジュールなどの入力デバイスの開発・製造・販売、ならびに受託開発・製造サービス 等

■従業員数:約4,000名(連結)

■拠点:日本国内、アジア(台湾、香港、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、韓国)、欧州(アイルランド、イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー)、北米(アメリカ、メキシコ)

 

■当社プログラム名

組織変革プログラム(LOP:Learning Organization Program)

▼サービス詳細▼

https://mbp-mj.jp/consulting-services/

 

■同社におけるテーマ名

プロジェクト『山頂(さんちょう)』

フェーズ5:「PJ山頂」体感ワークショップ

 

■「プロジェクト山頂」とは何か?

プロジェクト山頂は、「新しいSMKをつくる」という経営者の強い想いからスタートしました。

これまでの延長線上にある変化ではなく、社員一人ひとりが自らの役割や価値を問い直し、未来に向けて主体的に行動する組織をつくることを目指しています。

 

その象徴的な言葉が、

「パッシブからプロアクティブへ。我が社の全員が。」

というメッセージです。

 

これは一部の人だけの変化ではなく、組織全体での意識と行動の転換を意味しています。

社長からも、「このプロジェクトは単なる再建計画ではなく、自分にとっての山頂とは何かを問いながら、全員で登る旅である」というメッセージが発信され、プロジェクトはスタートしました。

 

■これまでの取り組み(フェーズ1〜4)

「プロジェクト山頂」は段階的な設計のもとで進められています。

これまでに実施された主なフェーズは次の通りです。

 

組織を本気で変えるなら、トップだけでも、研修だけでも実現しません。

大事なのは「全体設計」です。

 

フェーズ1:役員ワークショップ 2025.3~
経営陣が会社の未来と向き合い、変革の方向性を議論。

 

フェーズ2:社長コーチング 2025.6~
トップ自らが変革の覚悟を深め、組織へのメッセージを明確化。

▼インタビュー記事はコチラ▼

「たった3回のセッションで変わる─トップが変われば、組織が動く」

https://mbp-mj.jp/customer-pmc-smk/

 

フェーズ3:既存管理職向けマネジメント力強化研修 2025.9~
組織の中核を担う管理職の特性や強みを可視化。

▼インタビュー記事はコチラ▼

アセスメントセンターの実施と「18の能力要件」が、管理職の“本質”を浮かび上がらせる

https://mbp-mj.jp/customer-dip-smk/

 

フェーズ4:組織変革合宿 2025.11~
組織の未来像や行動変革について集中的に議論。

 

こうしたプロセスを経て、いよいよ社員全体へと取り組みが広がっていきました。

 

■フェーズ5:「PJ山頂」体感ワークショップ

フェーズ5では、社員一人ひとりが自分自身の特性や価値観を理解し、他者との違いを尊重しながら協働することを目的とした「体感ワークショップ」が実施されています。

 

ワークショップでは、

・DiSCアセスメントを用いた自己理解と他者理解の促進

・キャリアや価値観を整理するワークシート

・会社への想いや組織との関係性を言語化するワークシート

 

これらのテーマに基づき、対話中心のワークを通じて

 

自分を知る

他者を知る

違いを活かす

組織とのつながりを見つめ直す

 

というプロセスが進められています。

 

また、今回のワークショップは、

 

東京本社
名古屋支店
大阪支店
富山事業所
ひたち事業所

 

の全5拠点で開催され、今後は全社員の参加が予定されています。

 

東京本社

 

名古屋支店

 

大阪支店

 

富山事業所

 

ひたち事業所

 

■参加された方々の反応

ワークショップ後のアンケートでは、多くの社員から前向きな声が寄せられました。

 

「自分のスタイルを客観的に知ることができ、新鮮だった」

「普段は業務以外の話をする機会が少ないが、部署を超えて交流できた」

「他の人の考え方や価値観を知ることで、コミュニケーションの取り方を考えるきっかけになった」

 

など、自己理解と他者理解への気づきが多く挙げられました。

 

また、普段の業務では接点の少ない社員同士が対話することで、「会社をより良くしていきたい」という共通の想いが多くの拠点で共有されたことも印象的でした。

 

■社内ファシリテータの声

今回のワークショップでは、人事総務部のメンバーが社内ファシリテータとして運営を支えました。

 

人事総務部の谷川氏は次のように語ります。

「どの拠点でも最初は少し警戒感があるように感じましたが、ワークが進むにつれて皆さん真剣に取り組んでくださっていました。自分のスタイルが可視化されたことに新鮮さを感じている様子も多く見られました。また、会社を良くしたいという声はどの拠点でも共通していたことが印象的でした。」

 

山本氏は、

「社長の強い想いが社員に伝わり、会社が変化しようとしているという感覚を共有できたことは大きな成果でした。同時に、このワークが組織の未来にどのようにつながるのかを、これから丁寧に伝えていくことも大切だと感じています。」

と、今後への期待と挑戦を語りました。

 

■これからの挑戦

組織変革は、一度の取り組みで完結するものではありません。

 

今回の体感ワークショップは、

社員一人ひとりが自分自身を見つめ直し、

組織との関係性を考える第一歩でもあります。

 

これからもプロジェクト山頂は、対話と学びを重ねながら進んでいきます。

経営トップをはじめとする全役職員が主体性を発揮し、互いの違いを尊重しながら協働する組織へ。

 

SMK株式会社の「次の100年」に向けた新しい挑戦は、まだ始まったばかりです。

 

 

 

■当社代表森淳より、全国の拠点を巡っての所感:

組織変革や組織風土の改革は一朝一夕には成り立たず、本気で実現するにはどんなに短くても3年、通常は5年以上かけて取り組むものと言われており、当然のことながら経営者の深いコミットと経営陣の一体化が求められます。

 

わたしは、「組織を本当に変革したいのなら、誰一人取り残してはならない」と考えています。

 

人には様々な側面があり、当然のことながら心の動き、ポジティブな感情、ネガティブな感情、フラットな感情は人それぞれ、あるいは状況によって異なります。

 

今回、わたしは組織変革ワークショップの導入担当として、同社の全国5拠点にお伺いさせていただきました。最初はやはり、どこも警戒感が空気としてあります。

 

でも、対話が進むと空気が変わる。

最後は笑顔で「楽しかったです」と言って帰っていく。それぞれの現場に戻っていきます。

 

組織は一瞬では変わらないですが、人の表情は一瞬で変わります。

 

  

各回、終わった後はファシリテータのわたし自身、しばらくグッタリして立てなくなるのですが、それでも関わる方々の、

 

最初は不安で恐る恐るの表情や雰囲気がだんだんと変わっていき、終わりには

 

「楽しかった」

「やってよかったです」

 

という発言や明るい表情、人々の楽しそうな対話に触れることができるのが無上の喜びで、それがあるからこそ、この仕事を続けていられるのだと思います。

 

組織を本当に良くする、組織を変えていくのは、

わたしのような外部の第三者ではなく中にいる人々にしかなし得ない仕事であると、わたしは思います。

 

外部の第三者であるファシリテータのわたしは、あくまできっかけをご提供したに過ぎません。

 

今度、「PJ山頂」体感ワークショップについては自社のファシリテータの方々が、内部のチェンジエージェントとして組織をより良い方向に「共に歩む」道のりを進めていきます。

 

 

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・部門間の連携が十分に機能していない

・若手社員の離職も続いて全社的に雰囲気が疲弊している

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