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【MBP】世界のMJ通信
【自律型で、生きていく】
<2026.2.18号 Vol.051>
※毎週水曜日11時に発行
【全盲海洋冒険家 岩本光弘さんとの対話】
見えないものを観る力~「対話」が「世界」を越境するとき~
株式会社マネジメントバイフィロソフィア
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■<1>MJの近況
■<2>【全盲海洋冒険家 岩本光弘さんとの対話】
見えないものを観る力~「対話」が「世界」を越境するとき~
■<3>編集後記&お知らせ
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■<1>MJの近況
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最近のわたしは、オンラインで
多くの方と対話の時間の機会を
いただいております。
多い時には1日に5本。
はじめましての方が多く、
1回1回がわたしも真剣勝負で、
だからこそとても充実した
時間を過ごしています。
さて、
先日、少し不思議で、
そしてとても深く
心に残る時間を過ごしました。
リンクトイン経由で
「対話しませんか?」
と声をかけていただき、
アメリカのサンディエゴと日本を
Zoomでつないでの対話。
お相手は
全盲海洋冒険家の岩本光弘さん。
▼岩本さんのウィキペディアの記事▼
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%9C%AC%E5%85%89%E5%BC%98
今回の記事は、
岩本さんとわたしの「対話」についてです。
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■<2>【全盲海洋冒険家 岩本光弘さんとの対話】
見えないものを観る力~「対話」が「世界」を越境するとき~
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本日のコラムの想定読者:
・リーダーシップの発揮に悩む人
・企業のマネージャー、経営層、経営トップ
・教育関係者、学生の方
・いまを生きるすべてのリーダー
・いまを生きるすべての人
・「わたし」を活きる人
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岩本さんは
2026年のダボス会議
(世界経済フォーラム年次総会)に
スピーカーとして登壇されています。
今年のダボス会議のテーマは、
「対話の力(A Spirit of Dialogue)」。
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「対話」がテーマになる時代の臨界点
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ダボス会議が毎年掲げるテーマは、
単なる理想論やスローガンでは
ありません。
むしろそれは、世界がすでに
限界を迎えている論点です。
■地政学リスクの高まり
→力による支配モデルの限界
■AIの急速な進化
→正解を生成すること自体の飽和
■分断と不信の拡大
→これまでの合意形成モデルの崩壊
その中で、
「対話の力」が前面に掲げられた。
これはつまり、
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論理・制度・テクノロジーだけでは
世界はもう、前に進めない
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という集合的無意識の表明なのだと
わたしは思います。
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■声だけで、私はどう観えますか?
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岩本さんとわたしの「対話」は
夕方のサンディエゴと午前の日本を
Zoomでつないで行われました。
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わたしには、岩本さんが見えている。
岩本さんには、わたしは見えていない。
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対話の途中、
わたしは2つの「問い」を投げました。
1つ目は、
「わたしには、視覚で岩本さんが
見えていて、聴覚で岩本さんの
声を聴いています。
岩本さんは、わたしの声を通して、
あるいは心の目で
わたしがどんな人間なのかを
「観ている」と思います。
岩本さんは、わたしは
どんな人に観えますか?
あるいは感じますか?」
返ってきた言葉は、以下でした。
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・しっかりした人
・自分を強く持っている人
・もう少し肩の力を抜いてもいいかも
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「ケセラセラ、ですかね?」
と聞くと、穏やかに肯定されました。
視覚情報が一切ないからこそ、
声の温度、間、呼吸、そして
その人の「あり方」そのものが、
そのまま「その人」として伝わる。
ここには取り繕いがいっさい効かない、
「静かな鏡」を見せられた氣がしました。
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■「生きる」とは何か?
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2つ目の問いは、
「岩本さんにとって
生きるとは何ですか?」
返ってきた言葉を要約するとこうなります。
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・人のために何かをすること
・そのことで、自分が生かされていると感じること
・だからこそ、挑戦し続けられる
・人はそれぞれ、不可能だと思っていることを可能にできる
・絶望に意味づけができたとき、絶望は希望に変わる
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そして、最後に一言。
「だから来年、命をかけて
単独で太平洋を横断します」
言葉と行動が、
静かに、しかし完全に一致していました。
正直、震えました。
▼岩本さんの2027年単独太平洋横断のサイト▼
日本語版:
英語版:
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「対話」とは「正解」を出すことではない
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この対話を終えて
改めて思ったことがあります。
対話とは、
説得することでも、
理解させることでも、
正解を導くことでもない。
互いの存在が一瞬、
同じ深度に沈むこと。
見えないものを
「見よう」とするのではなく、
「共にそこに在る」こと、
すなわち「being」を
そのまま受け取ること。
あるいは心の目で「観る」こと。
今、世界は
論理や制度やテクノロジーだけでは
前に進めなくなっています。
だからこそ、「対話の力」が
あらためて問われているのだと思います。
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■<3>編集後記&お知らせ
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■全盲の海洋冒険家が
なぜダボスに招かれたのか?
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わたしは今回のご縁に、
強烈なシンクロニシティを感じました。
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・目が見えない
・けれど、単独で大海原を渡る
・しかも「対話の力」を体現する存在として
世界最大級の国際会議に招かれる
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これは、「今の世界」が発信している
明確なメッセージと受け取りました。
わたしは
■自律型人材育成コンサルタントであり
■組織変革ファシリテータであり
■すべての人が自らの持ち味を活かして、
輝ける場所でイキイキと輝く
“自律型共創社会”を創造する
ことを生業にしています。
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そんなわたしは今年、
『これからも続く混迷の時代にあって、
人と組織を明るい未来に導く
卓越した組織開発ファシリテータ
養成コース 第2期』
を開講します。
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第2期の中核テーマは
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見えないものを観る力
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まさに今、コンテンツを
創っている最中です。
そうしたタイミングで、
「岩本さんとの対話」という
機会に恵まれた。
わたしがこれまで
「見えないものを観る力」
という言葉で言語化してきたものを
岩本さんは思想や言葉ではなく、
存在そのもので示している。
これを必然と呼ばずして
何と呼べばいいのか分かりません。
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そんなわたしには、
『2026年に岩本さんをお招きして
大規模な講演会を実施したい』という
想いが生まれました。
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わたし自身が岩本さんと
Zoomで対話して
心が震えるような情動を覚えたので、
今度はオンラインではなく、
リアルで岩本さんの情動や振動や
場の感覚を味わえるような機会を
つくりたいと思います。
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自分が決めないと何も決まらない
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これは世界の真実です。
当社はこれまで大規模なオープン形式の
講演会を実施したことはないですが、
それでも今、この時代に、
この対話を「場」として立ち上げることに
「意味」があると感じたため、
今年中に実現します。
まだ何も具体的なことは
決まっていませんので、
ある程度段取りが決まってから
正式に告知します。
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