自律型人材育成|株式会社マネジメントバイフィロソフィア

自律型人材育成を組織文化にするために、経営者やリーダーに求められる「3番目に重要な要素」とは?

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【MBP】世界のMJ通信

【自律型で、生きていく】

<2025.8.13号 Vol.025>

※毎週水曜日11時に発行

自律型人材育成を組織文化にするために、

経営者やリーダーに求められる

「3番目に重要な要素」とは?

 

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■<1>MJの近況

■<2>自律型人材育成を組織文化に

するために、経営者やリーダーに

求められる「3番目に重要な要素」とは?

■<3>編集後記&お知らせ

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■<1>MJの近況

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シェアオフィスの階下にある

ジムに通い始めて2か月。

 

ベンチプレス80キロが

上げ下げできるように進化しました。

※まだ浅いですが

 

「千と千尋の神隠し」で

銭婆も言っていましたが、

一度(筋肉が)経験したことは

覚えているものですね。

 

年内に100キロ上げれるレベルを目指します♪

筋トレはやればやった分だけ

体が応えてくれるので好きです。

仕事や経営もきっと同じですね♪

 

ちなみにわたしは効率重視のため、

筋トレはベンチと懸垂とスクワットを

5セットくらい、3-40分集中してサッと切り上げます。

 

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■<2>自律型人材育成を組織文化に

するために、経営者やリーダーに

求められる「3番目に重要な要素」とは?

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本日のコラムの想定読者:

・企業の経営者、部門長、人材育成責任者

・人や組織の本質的課題に向き合いたいと考える層

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前々回のコラム:

自律型人材育成を組織文化にするために、

経営者やリーダーに求められる「最も重要な要素」とは?

https://mbp-mj.jp/top-leader-1/

 

前回のコラム:

自律型人材育成を組織文化にするために、

経営者やリーダーに求められる「2番目に重要な要素」とは?

https://mbp-mj.jp/top-leader-2/

 

最も大事な要素があるならば、

2番目もあります。

3番目もあります。

今回の3つ目で終了です。

 

前々回のコラムでは、

経営者やリーダーに求められる最も重要な要素は

 

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常にご機嫌であること

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とお伝えしました。

 

前回は、その次に大事な2番目の要素として

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知行合一(ちこうごういつ)

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を挙げました。

 

そして今回は、最後の3つ目。

経営者やリーダーに求められる

3番目に重要な要素は—

 

==========

「自然体」であること

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です。

 

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「自然体」は手放すことから始まる

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ここで言う自然体とは、

「だらしなくなる」ことでも

「流される」ことでもありません。

 

むしろ、自分の中の余計な力みや、

過剰な“良く見せよう”という鎧を脱ぎ、

等身大の自分で立つということです。

 

経営者やリーダーは、

日々あらゆるプレッシャーの中で

意思決定を迫られます。

 

組織や社会の期待、株主や顧客の要望、社員の目線。

そうしたものを背負えば背負うほど、

知らず知らずのうちに

「こうあるべき」という型に

自分を押し込めてしまいがちです。

 

しかし、その型に閉じ込められた瞬間、

周囲は敏感に察知します。

 

結果として組織全体にぎこちなさが広がり、

メンバーも「本音」を出せなくなって

しまうのです。

 

たとえば、こんなリーダーがいます。


 

その人が会議室に入った瞬間から、

その「場の空氣」が固くなる。

 


姿勢はいつも張りつめており、

言葉や論理は完璧に整えられ、

表情ひとつ崩れない。

 

部下は「この人に本音を言って

いいのだろうか…」と探りを入れ、
誰もが「正解っぽい答え」を

探すようになります。

 

一見、秩序が保たれているように

見えても、そこに「率直な意見」や

「挑戦する意欲」は生まれません。

 

誰もが「粗探しされること」や

「失敗による叱責や詰め」を恐れて、

意識も行動も委縮していきます。

   
やがて組織は、表面上は穏やかさを

保っても、内側では息苦しさが

蔓延していきます。

 

あたかも、その人が「場」にいるだけで

酸素が薄くなり、呼吸がしづらくなる感覚。

 

あなたの周りにも、

そんなリーダーはいないでしょうか?

 

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自然体がもたらす安心感と信頼感

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自然体のリーダーは、

「言動」に一貫性があります。

 

飾らない言葉、等身大の振る舞いは、

メンバーに「この人は信じて大丈夫だ」

という安心感を与えます。

 

その安心感は、心理的安全性の土台となり、

組織における「率直な意見交換」や

「挑戦の文化」を育みます。

 

結果として、失敗を恐れずに

チャレンジできる人材が増え、

自律型人材育成のサイクルが回り出します。

 

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自然体になるための3つのヒント

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■「未完成なわたし」を受け入れる

完璧な人間はいません。

弱さや欠点を隠すよりも、

誠実に認める姿勢が信頼を生みます。

 

■「立場と自分」を混同しない

「社長」や「部門長」という肩書は

役割であって、あなたの価値そのものではありません。

役割に縛られすぎると自然体は失われます。

 

■「本音」を言葉にする勇氣を持つ

当たり障りのない言葉よりも、時には

自分の感じたことを率直に伝えるほうが、

組織の空気は健全になります。

 

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ご機嫌・知行合一・自然体の三位一体

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振り返ると、この3つの要素は

密接に結びついています。

 

■常にご機嫌であることは、

周囲に前向きな波動を伝える。

 

■知行合一は、

リーダーの言葉と行動を一致させる。

 

■自然体であることは、

その人の存在そのものに信頼感を宿す。

 

この三位一体が揃ったとき、

組織は本来の力を発揮し、

持続的な成長を遂げるでしょう。

 

おわりに:

自然体のリーダーは、

結果として組織の空気を軽やかにします。

肩肘張らず、しかし揺るがぬ芯を持つ。

 

そんなリーダーの「あり方」が、

これからの時代にこそ求められています。

 

「自然体でいること」—

それは、自分も他者も解放し、

組織に生命力を吹き込む

「新しいリーダーシップ」のカタチです。

 

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■<3>編集後記&お知らせ

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この記事は今回初めて書きました。

 

経営者やトップリーダーに求められる

普遍的な要素とは何か?というテーマの

探究を始めたのは2018年頃です。

 

それから常にその「問い」を頭に置き、

自分自身や他者と向き合ってきました。

 

ようやく自身の思考をアウトプットする

ことができて感無量です。

 

「自然体」という言葉も、

きっと安堵していることでしょう。

 

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「トップの器以上に組織は成長しない」

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これは間違いのない事実、真理です。

やっぱり経営者やトップリーダーが

 

■常にご機嫌

■知行合一

■自然体

 

であれば、どんな事業も組織も

うまくいかないはずがない。

 

というのが、これまで数多の場面で

人材アセスメントの現場を通して

世界のMJがたどり着いた「真実」です。

 

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▼過去のコラムはコチラ▼

https://mbp-mj.jp/category/column

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