
株式会社マネジメントバイフィロソフィア設立に込めた想い
当社は以下の3つの領域を専門とするプロフェッションカンパニーとして、2025年3月に第一歩を踏み出しました。
- 各種人材アセスメント(主にアセスメントセンター、適性検査、ターゲットインタビューの3つ)
- マネジメント力の評価と強化
- リーダーシップ開発
設立の根底には「日本社会の生産性向上と自律型人材の育成に貢献する」という使命(ミッション)があります。さらにその奥底には
- 「もったいない」
- 「人と組織を元氣にしたい」
という「願い」があります。
世界で最も少子高齢化が進み、「空前絶後の人手不足時代」にある日本社会において、すべての企業は「限られたリソースの中でいかに最大限の成果を上げるか」が問われ続けています。そのための抜本的かつ本質的な解決のアプローチは
「マネジメント人材の質的向上」です。
10年以上にわたるアセスメントセンターの仕事を通じて強く実感してきたのは、「本物のマネジメント力を備えた人材」が組織の生産性を飛躍的に向上させ、持続可能な発展を支える柱となる事実です。
一方で、現実には多くの組織で「偽物」がマネジメント層に散見される状況を目の当たりにしてきました。
ここでいう「偽物」とは人格の否定ではなく、過度の保身や忖度、陰湿ないじめなどの短期的で自己中心的、自己防衛的な「行動そのもの」を指します。
残念ではありますが、人が人である以上、マネジメントの現場においてもそうした状況が大なり小なり発生しています。
人間は完ぺきな存在ではありません。
誰もが状況によってはそうした行動に陥ってしまう「弱さ」があります。
しかし、そうした「行動」は近視眼的な利益を最優先し、他者や全体最適、時間軸の変化を顧みることなく、中長期での組織の生産性を著しく損ないます。
その悪影響は計り知れず、組織内の信頼や連携を分断し、ひいては社員一人ひとりの意欲や成長機会を奪い、離職や組織崩壊につながります。
そうした行動を経営が放置し続けることは、じわりじわりと、しかし確実に「企業価値」を蝕むことになるのです。だからこそわたしは、「本物が正しく評価される世界」を実現したいと強く願います。
「本物」とは何か。
それは、
- 他者との信頼関係を構築し、
- 自ら行動を起こし、
- 変化に対応しながら
- 持続的に成果を上げる「行動」です
そして何よりも、組織全体の目標達成に向けて、自分の利益を超えて行動することです。
こうした「本物の人材」、
あるいは「本物のマネジメント行動」が
正しく評価され、かがやき、支え合い、
成長できる社会を創ること。
そのためにも、1社でも多く
そうしたwill(夢や志)を持つ
企業の持続的な発展を支援すること。
それが当社の目指す未来です。
- 迷える本物に光があたり、
- 揺蕩う(たゆたう)偽物は本物を知り、
- 本物が正しく評価され、
- 誰もが本物を目指す世界へ
当社はこの世界観を実現します。
「本物」でありながら評価されない人材は、しばしば自信を失い、迷いの中で本当の力を発揮できないことがあります。
一方で、誰もが環境や意識の変化を通じて「本物」になれる可能性を秘めています。
当社の役割は、
迷える本物を見いだし、輝かせると同時に、
今を生きるすべてのビジネスパーソンに
「本物のマネジメント人材」の基準を示し、
共に成長や明るい未来を目指せる
社会の実現に貢献することです。
株式会社マネジメントバイフィロソフィアは「人」を通じて日本社会や日本企業が抱える課題と向き合い、最適な解決策を提供する存在であり続けます。
当社の設立がすべての関係者にとって一筋の光となることを祈念しています。
今後ともご支援のほど宜しくお願い申しあげます。
当社のロゴマークについて


濃紺と緑の太極図(タオマーク)は地球そのものを、そして「人」という存在そのものを指示しています。
- 陰極まりて陽となり、陽極まりて陰となる
良いも悪いも含めてすべて人間が持つ要素であり、人は善悪二元論で分断できるような単純な存在ではありません。
「人」が「集団」となる「組織」や「企業」においては、善悪の複雑性はさらに増します。それこそが多様性(ダイバーシティ)と言えるのかもしれません。
陰には陰の善悪が、陽には陽の善悪があります。
どちらもうまく活用、あるいは「統合」することが必要です。
当社はそうした「人間存在」そのものをてらすかがやきであり続けたいという願いが、当社のロゴマークには込められています。当社の「自己一致した究極のアイデンティティ」は以下のとおりです。
- 異なる価値の統合/対極にある価値の統合
「Philosophia」はラテン語で「哲学」という意味ですが、古典ギリシャ語のphílos「好む」+ sophíā「知識」が語源であり、意味するところは「知を愛する」です。
マネジメントバイフィロソフィアは、一義的には「自社哲学の確立によるマネジメント」を意味しますが、より根源的には「探究心と本質によるマネジメント」、すなわち
- 何のためにやるのか
- どうやってやるのか
- 本当に必要なのか
- それらを自問しながら行動する
という行動指針を示しています。当社の役職員およびチームメンバーは全員がこの指針に基づいて考え、行動します。
当社のMVP(ミッション・ビジョン・パーパス)とコンサルティングサービス3本柱
当社のミッション・ビジョン・パーパスは以下の通りです。
ミッション
日本社会の生産性向上と自律型人材の育成に貢献する
ビジョン
すべての人が自らの持ち味を活かして、輝ける場所でイキイキと輝く“自律型共創社会”を創造する
パーパス
「知と愛」がもたらすかがやきで、世界をやさしくてらす
当社は各種人材アセスメント/マネジメント力強化/ リーダーシップ開発のプロフェッションカンパニーであり、コンサルティングサービスの3本柱は以下の通りです。これらの3つを総称して「MBP(マネジメントバイフィロソフィア)の3つのアクション」と呼んでいます。
DIP
Develop Individual Program
自律型人材育成プログラム
LOP
Learning Organization Program
組織変革プログラム
PMC
Philosophia Management Consulting
フィロソフィアマネジメントコンサルティング
以下の画像は、当社のMVP(ミッション・ビジョン・パーパス)とコンサルティングサービス3本柱の関連図となります。
当社のすべてのコンサルティングサービスは、各種人材アセスメントの思想に基づいて設計しております。
当社のコンサルティングサービス、あるいは各種人材アセスメントの起点は、
- まずは誰もが「自分を知る」ことから始まります
「自分を知る」とは、具体的には「自分の持ち味を知る」、「自分の強みと弱みを知る」、「自分は何者で、どこに向かうのかを知る」、「自分は何がしたくて、何をしたくないのかを知る」といったことです。この、「自分を知る」を起点とするからこそ、個々人の具体的な行動変容:
→ 持続的な成果創出
→ 組織成果やチーム成果の拡充
→ 企業価値の向上につながるのです。
経営トップが過度に関与することなく、すなわち「マイクロマネジメント」に陥ることなく、組織や人が自律的に自走する仕組みを構築します。もちろん、誰よりも経営トップが「自分を知る」必要があることは言うまでもありません。
組織の器は、トップの器で決まります。
当社は、「まなび」や「きづき」をやりっぱなしで終わらせない仕組みや仕掛けを経営や事務局と伴走しながらともに築いていくスタイルを持ち味としております。
当社はMBPの3つのアクション:
- DIP(自律型人材の育成)
- LOP(組織変革コンサルティング)
- PMC(フィロソフィアマネジメントコンサルティング、自社の哲学確立と戦略人事機能の実装)
上記のコンサルティングサービスの3本柱を組み合わせながら、伴走型で貴社の企業価値向上に貢献します。
サービスの詳細はこちらをご覧ください
代表プロフィール
コンサルタント略歴

プロフェッショナルアセッサー、組織変革ファシリテータ、エグゼクティブコーチ、研修講師など様々な顔を持つ人材育成コンサルタント
人を観る、人を活かす、人の心に火をつける
対人支援のプロフェッション
- 東京生まれ 早稲田大学社会科学部卒業
- 鉄道会社勤務後、妻と二人で世界2周( 2年で計66ヶ国訪問)
- 帰国後、個人事業主の活動(講師業、執筆業、中小企業のコンサルティング等)
- 組織人事コンサルティングファーム(各種人材アセスメント、研修講師業、組織開発、コーチング等)
- 総合シンクタンク・コンサルティングファームを経て当社設立
- 「働く個人の幸せ/組織成果の拡充/大きな社会課題の解決」をモットーに、業種・業態や企業規模を問わず自律型人材の育成や組織変革、伴走型のコンサルティング活動に従事
- 意識変革・行動変容・習慣定着を促すプログラムの設計に造詣が深く、行動主義心理学や深層心理学、成人発達理論に基づいたアプローチで人の心に火をつける
- クライアント企業が抱える経営課題やそこで働く役職員の方々と真摯に向き合い、伴走しながら本質的な課題解決を進めるスタイル
- 単発ではなく、比較的長きにわたってご支援するケースが多い
- 豊富な人材アセスメントの実績と「世界のMJ」というパーソナリティ(ペルソナ)で、クライアントや受講生からの信用・信頼を得て組織成果の創出につなげる
【業界実績】
- 金融機関・銀行、損害保険、生命保険、その他金融業、IT関連企業
- 設備関連、電力関連、物流関連、小売業、石油業、鉄道業、倉庫業、商社・卸売業
- 情報処理・ソフトウェア、不動産運営管理業、不動産仲介業、各種サービス業
- 化粧品・トイレタリーメーカー、化学系メーカー、住宅メーカー、自動車・二輪関連メーカー、食品メーカー、製薬メーカー、酒類製造メーカー
- 医療機器販売、医療法人、大学法人、官公庁関連等
※マネジメント力の評価と強化、リーダーシップ開発という普遍的な人材育成の分野に10年超従事しており(延べ100社以上・7000人超)、ありとあらゆる企業・組織のご支援に通じています
【主な論文・研修等の実績】
- 日本の人事部厳選記事『Postコロナ時代を見据え、経営者やリーダーに求められる自社哲学の確立と“フィロソフィーマネジメント”』
https://jinjibu.jp/article/detl/hr-survey/2467/
- 企業、官公庁、各種法人におけるコンサルティングや研修等
- 次世代経営幹部や次世代リーダーを対象とした伴走型の自律型人材育成プログラム
- 各種人材アセスメント/チームビルディング、組織開発/組織風土変革プロジェクト
- 経営幹部向けセミナー・講演会、思想・哲学ワークショップ、役員層を対象とした合宿
- 新入社員/若手/中堅/初級・上級管理職/経営層の階層別研修(全階層対応可)
- 経営層・マネジメント層・リーダー層を対象とした1on1コーチング その他多数
【保有資格等】
- 経済産業大臣登録 中小企業診断士/宅地建物取引士/日本商工会議所簿記2級
- 日本心理学諸学会連合検定1級/ビジネスキャリア検定2級人事・人材開発スペシャリスト/DiSC認定ファシリテータ/ホーガンアセスメント認定コーチ
- 西洋占星術士/アイダモン7期修了/インサイトマップファシリテータ講座修了
- 他 諸団体のインストラクター資格を複数取得
私的な自己紹介
-異なる価値の統合、対極にある価値の統合に向けて-

【中小企業診断士を目指したきっかけ】
- 1社目の鉄道会社に在籍時、組織人事コンサルタントになりたいと願い、中小企業診断士への挑戦を決意しました
- 合格率4%の難関資格:ストレート合格を目指して勉強を開始しましたが、合格まで足掛け5年を要しました
- 四度目の二次試験の挑戦前、「夫婦で世界旅行に行くために自己都合で退職したい」旨を会社に申し出ました
- 会社員と診断士試験受験生の平行生活は一筋縄ではいかず、妻にも多大な負担をかけました
- 一方、ストレート合格していたら得られなかったであろう貴重な経験や氣づきがたくさんあります
- 一番は仕事において、もしくは人と人との関係において『最も大事なものは資格ではない』と氣づけたことです
【実現したい世界観】
全ての存在が「わたしが変われば世界が変わる」を体現する自律と共創の世界で、誰もが感謝と喜びの循環に満たされながら
「わたしらしく、楽しく、幸せに生きている」
【大事にしている価値観】
好奇心、自由、挑戦、叡智、感謝
【好きな言葉】
- 自他共栄(嘉納治五郎)
- 我以外皆我師(吉川英治)
- 無知の知(ソクラテス)
- 知と実践はただ一つの実存における二つの極である(メルロ=ポンティ)
- 知と愛(西田幾多郎)
- 金を残すは下なり事業を残すは中なり人を残すは上なり(後藤新平)
- それでもなお、人を愛しなさい(ケント・M・キース)
- 愛を学ぶために孤独があるなら意味のないことなど起こりはしない(Jupiter)
【妻と二人で2年かけて世界を2周しました】

- 妻と結婚して今後の人生を話し合った際、「広い世界を見たい」という共通の夢を持っていることが分かりました
- 合計66か国、南極以外の全ての大陸を訪問しました
- 世界の美しさと残酷さを体験する素晴らしい経験でした
- 住所不定無職から帰国、生活の立て直しはそれなりに苦労しましたが、全ての経験はかけがえのない財産となり、旅で得た知見は今の仕事に大いに活きています
【神奈川県湘南での暮らし】

- 家族3人とトイプードル1匹、海の近くで暮らしています
- 湘南「江ノ島」は関東有数のパワースポットです
- 日本全国(ときには世界各国)を旅する日々ですが、湘南に帰って海に向かい、波を眺めると心から安心します
- 健康を維持するために、できるかぎり早朝は海岸線をランニングしながら脳も心も体もリフレッシュしています
- 趣味は旅行と読書です(積読が解消しません)
【わたしのリーダーシップの定義】
社会を牽引していけるリーダーに必要なものは、「一歩踏み出す勇氣と、本当の優しさ」である
【人材育成コンサルタントとしての歩み】
- 世界旅行から帰国後、周囲の方々のお力添えで個人事業主(中小企業診断士)として様々な仕事のご縁をいただきました
- 講師業、執筆業、コンサルティングなどに従事する中でもっとも衝撃を受けたのが人材アセスメント(アセスメントセンター)との出会いです
- 組織の中で人を活かす、あるいは人の持ち味を活かす上でこのような画期的な手法があることをそれまで知りませんでした
- その後、初めて日本企業に人材アセスメント(アセスメントセンター)を導入した人事系コンサルティング会社に入社
- 北海道から九州まで日本全国の様々な組織にお伺いし、日本のビジネスパーソンが抱える課題や企業が目指すあるべき姿と向き合いました
- コロナ禍では多くの企業が人材育成や研修ビジネスを中断する中、続的に企業の成長に資する人材確保・育成・定着のあり方を自ら再定義し、「3つの人材アセスメントを基盤とした伴走型の人材育成プログラム」を確立しました
- 豊富な人材アセスメントの実績と世界標準のマネジメント理論に基づき、クライアントと共創しながら組織が求める成果を創出します
- わたしは人材育成コンサルタントとして、これまでもこれからも、「日本社会の生産性向上と自律型人材育成に貢献する」、「全ての人が自らの持ち味を活かして、輝ける場所でイキイキと輝く自律型共創社会を実現する」、「今を生きる者の任務として、次世代のためにもっとよい世界をつくる」というミッションに基づき、日々向き合い続けます
- 自律型人材の定義:「自分が活きる道は数ある選択肢の中から自分で決める」
- 自律型人材の起点:「自分を知る」
- 自律型人材が歩む道:「自分を知る 他者を知る ちがいを活かす」
さいごに
当社は以下の背景に基づき、自社のことを「コンサルティングファーム」ではなく「プロフェッションカンパニー」という言葉で表現しております。
- ここで用いられる「ファーム」は「firm(会社や企業の意味)」という単語ですが、「farm(農場、2軍などの意味)」という同じ読み方をする単語があり、「農場のようにコンサルタント集団を飼う」的な意味で誤用される場合があること
- 「プロフェッション」とは高度な知識やスキル、倫理規範、専門的な資格などを必要とする職業を指し、西欧では宗教家・医師・弁護士の3つであり、「人のために尽くすよう天地神明に誓うことが求められる専門職」という意味の言葉であること
- したがい、「人や組織のコンサルティングを行う会社、あるいはコンサルタントは『プロフェッション』であるべき」という代表の森淳のこだわりがあること
- 「カンパニー」という言葉は、会社という意味のほかに仲間や一緒に過ごす相手という意味もあること
当社は、クライアント企業の抱える経営課題や、そこで働く役職員の方々と真摯に向き合い、伴走しながら本質的な課題解決を進めるスタイルであり、単発ではなく、比較的長きにわたってご支援するケースが多いです。
それが当社にとって最も心地よいスタイルであり、クライアント企業においても組織成果を最大化しやすいアプローチです。
これから新たに出会う企業様とも、そうしたお付き合いをできればと願っております。